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シルクスクリーン版の製作工程
どのような流れでシルクスクリーン版は作られるのでしょうか。これはお客様の間で最も多く持たれる疑問です。そこでこちらでは、当社におけるシルクスクリーン版の製作工程を順を追ってご説明します。
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原稿入稿、打ち合わせ
プリントする内容について、お客様にヒアリングを行ったうえでご提案させていただきます。
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分版・分色
手作業とコンピューターによる作業を織り交ぜながら行います。
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デジタルシミュレーション(要望があれば)
お客様のご要望により、当社にて一からデザインを起こします。
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版下フィルム出力、仕上げ
原稿内容を忠実に再現しながら出力します。
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フレーム(枠)の準備
印刷物のサイズに合わせてフレーム枠のサイズを決定します。
(サイズ、タイプ等を選定) -
紗張
フレームにスクリーンメッシュを張っていきます。接着剤が乾いた時点で切り離して完了です。
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乳剤塗布
バケットを使い、液状の感光性樹脂を塗布します。
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乾燥
乳剤塗布後に厚みを測定し、乾燥させます。
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版下フィルムを使用し焼き付け(露光)
乳剤塗布後の版にポジフィルムを貼りつけ、露光します。
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水洗い
乳剤を紗の糸に付着させないよう水洗いします。
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乾燥
水洗い完了後、再び乾燥を繰り返します。
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ピンホール検査
ライトテーブル上にてピンホールがないかを調べます。発見したピンホールは感光剤で補修します。
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再露光
再度露光します。
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印刷ムラが起こらないよう丁寧に刷っていきます。
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必要に応じてインクの後処理を行い、完成です。