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デジタルシミュレーション
満足のいく仕上がりを実現するためには、事前の細やかなチェックが欠かせません。
シルクスクリーン製版の『シーズラボ』では、デジタルデータができた時点で、四色分解や特色分解(網点で作成されたもの)をシミュレーションし、色出力(インクジェットプリンタ)もしくはデータにてご提供しております。プリントされる際の調色の目安として、ぜひご活用ください。
デジタルシミュレーションとは
これまでは、刷り上がりのイメージを確認するために、製版してから絵刷りを行い、不具合を修正するという方法をとっていました。しかし、昨今では、繊細な表現や複雑な分版のプリントが多く、上記の方法では製版コストが多分にかかってしまう場合があります。
そこで、当社では版下が完成した時点でデジタルデータを加工し、製版前にお客様に確認をしていただくデジタルシミュレーションを採用しております。
デジタルシミュレーションの特長
版下は、白黒のポジフィルムであるため、プリント加工後の状態を想像していただくには多少、困難があります。そこで、版下自体に色を着け、刷り上がりのイメージに近づけます。
例えば、網点表現のボカシ具合をご依頼いただいた場合であれば、どの程度のボカシを入れたのかをご確認いただけます。
また、古着風のカスレ表現など、デザインのアレンジを当社で加えた場合は、デジタルシミュレーションで先にイメージを作成、デザイナー様に確認していただきます。これにより、納期の短縮や製版コストの削減に繋げることができます。
よりご要望に忠実なデザインを実現
デジタルシミュレーションをご覧いただいたうえで、「使用するインクがラバーインクなので、網点の線数を粗くしてほしい」といったご要望や、プリント仕様を踏まえたご要望、また「細かいカスレ表現をしているので、メッシュをさらに細かくしてほしい」などの、スクリーン版の仕様についてのご指示も反映することができます。
デザイン自体を当社へご依頼いただいた場合でも、ほぼ同様のイメージをデジタルシミュレーションにてご確認いただけますので、より依頼主様のイメージに沿ったデザインを作成できるでしょう。